この電子機器は妊婦の腹部に当てて超音波を測ることのできるウィンセンガ(WinSenga)というもので、ウガンダで当時学生だったグループが開発した。
発展途上国では病院での診療費用の負担が大きいことやアクセスが悪いことから充分な健康診断を受けられないことがある。それが原因で死産したり、母親が出産時に亡くなったりすることが少なくない。
そこで開発されたのがこの電子機器だ。
スマートフォンに繋ぐと超音波の結果をアプリで見ることができ、病院の本格的な機械にアクセスできないところでの活用が期待される。
アフリカでの保健・衛生に関するイノベーションはあまり知られていないが、これだけには限らず、他にも様々なイノベーションが開発されているのだ。
アフリカの保健・衛生のイノベーションについてもっと知る→「アフリカ発:保健•衛生のイノベーション」
(写真:WinSenga and Joshua Okello [used with permission])