これはアフリカの国、レソト王国の繊維工場の様子である。
主に先進国では古着の回収が盛んに行われるようになっている。
寄付などを通して集められた古着の多くは海外に送られるが、無料で再配布するものは一部であり、多くは転売という形を通して古着ビジネスに使われてしまう。
安価な古着の転売は地元の繊維産業の衰退につながり、誰かの役に立てばという気持ちで寄付した古着が、寄付先の国や地域に経済的打撃を与える結果になってしまっているという事実がある。
この悪循環を脱却する手立てはあるのだろうか。
くわしくはこちら→「古着の寄付の裏側:アフリカでの現状とは?」
(写真:World Bank Photo Collection/Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])