コロンビアのエクアドルとの国境の町であるイピアレスの近く。
これは、峡谷のなかに構築された新ゴシック様式の美しいラス・ラハス教会である。
この教会が建築されたきっかけは、1754年の奇跡的な出来事だ。
一人の母親とその娘が嵐のため峡谷で避難していると、突然、母親は聖母マリアの姿が見えるようになった。すると、娘の聴覚障害と言語不能が治ったという。
この出来事を発端として、この場所は神聖な場所だと知れ渡るようになった。
その後、教会は増築を経験しながら、今日ではコロンビアで最も美しい場所だと言われるようになったのだ。
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