地球温暖化、気候変動、異常気象。
いま地球が直面しているこの変化は、世界中で人々の暮らしをより不便にし、脅かしている。
しかしそんな中でも貧困層は、気候変動の害をより直に被るのである。
その結果、貧困層はより貧困に陥り、先進国を含む富裕層はよりいっそう富む。
この社会現象は「気候アパルトヘイト」と呼ばれる。
ここには大きな矛盾が潜んでいる。
つまり、気候変動の原因を作ってきた先進国はそれにうまく対処できる一方で、責任のない貧困層がその被害を受けるのだ。
先進国・富裕層の責任とは何だろうか。
気候アパルトヘイトについてもっと知る→「気候変動が生む、新たな『アパルトヘイト』」
(写真:World Meteorological Organization/Flickr)