この赤毛のサルは北東カンボジアに生息している、アカスネドゥクラングールというサルである。国際事前保護連合によると、このサルは絶滅危惧にさらされている。
主な理由としては、森林伐採により生息地を失われていたり、漢方薬として使われていたりすることもあるからだ。また、ペットとして飼われることもある。絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約に、取引禁止とされている動物の一種として認められている。
動物の違法取引についてもっと知る→「カンボジア:違法取引の温床」
(写真:fPat Murray/Wikimedia [C.C BY 2.0])