西アフリカ・マリの学校で授業に参加する女の子。
これは、全ての子ども、特に女の子が体験できることではない。マリでは、小学校に入学する女子はおよそ8割、そのうち卒業できるのは6割ほどだ。女性の約半数が18歳未満で結婚するという児童婚の問題などもあり、男子に比べて女子が教育を受けるハードルはずっと高い。
2000年、こうした教育におけるジェンダー格差を解消するため、国連女子教育イニシアチブ(UNGEI)が始動した。国家や教育関係者に政策提言や支援を行い、女子教育を推進している。
ジェンダー問題についてもっと知る→「性と生殖:女性は自分で決めることができるか?」「女性性器切除(FGM)の激減:その背景には?」
(写真:Global Partnership for Education - GPE / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])