アンゴラにある油井。サハラ以南アフリカで2番目に大きい産油国であるアンゴラでは、このような採掘装置を利用して石油の採掘が行われ、多くの石油を産出している。しかし、石油価格の大幅な低下によりアンゴラでは2014年から2018年にかけて石油探査や生産への投資が非常に限定されてきた。これに対しアンゴラ政府は法的改革を導入するなどして対応し改善を図った。
ところが、新型コロナウイルスの影響により再び石油価格の下落が引き起こされている。石油価格の下落はアンゴラだけでなく、アフリカの多くの産油国の経済にも影響を与えている。
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(写真:jbdodane/Flickr[CC BY-NC 2.0])