これは、エチオピアのアファール州・ダナキル砂漠に位置するダロル火山である。
爆発によってクレーター状の地形が作られた。ダロル火山は、緑色の池と、硫黄や塩分などの鉱山物が織りなす極彩色の景色で、地球上のものとは思えないような絶景である。
ダナキル砂漠は海抜およそマイナス125m、地球上で最も暑くて住みにくい場所の1つだ。気温は平均34.5℃であり、50℃以上を記録したこともある。
このような環境極限環境状態において、極限環境微生物と呼ばれる微生物が生息している。そのため、ダナキル砂漠では、生物が住める限界を探すために科学者らが調査を行なっているのだ。
エチオピアについてもっと知る→「エチオピア大改革:アビー新首相は救世主となれるか」
(写真: Achilli Family/Flickr [CC BY 2.0])