アフガニスタンのバンディ・アミール湖。
バーミヤン州の標高3,000mの山岳地帯にある6つの湖、バンデ・グラマーン(奴隷たちの湖)、バンデ・ハイバット(おそれの湖)、バンデ・バニール(チーズの湖)、バンデ・プディナ(ハッカの湖)、バンデ・ズルフィカール、(アリーの剣の湖)、バンデ・カムバール(馬丁の湖)の総称だが、現在ではバンデ・カムバールは枯れてしまっているため、実際には5つの湖を指す。
バンディ・アミール湖は、その美しさと透明度から「砂漠の真珠」の異名を持つ。2009年にはアフガニスタン初の国立公園にも指定され、湖を保護する体制が徐々に整備されつつある。
しかし、アフガニスタンは治安が悪くテロも多発しているため、観光客はほとんどいないという。国内の治安が改善し、誰もが砂漠の真珠を訪れることができる日は来るのだろうか…。
アフガニスタンの現状をもっと知る→「アフガニスタン:タリバンの復活と現状」
(写真:US Embassy Kabul Afghanistan/Flickr[CC BY-ND 2.0])