青く澄んだ空に映える、白い山。これが何だか分かるだろうか。
男性が立っているのは、白く美しい綿花の実の上。綿花は、私たちの着る衣服のうち、最も身近な素材であるコットンの原料となる。インドは世界有数の綿花の産地。この写真は、特に生産が盛んな西部の地域で撮られた。
この大量の綿花の実は、一体どんな風に服になっていくのだろう。ここから何着の服が作られ、その服は世界中のどこで、誰に着られるのだろう。今、私たちが来ている服も、実はインドの綿花でできているかもしれない。
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(写真: Adam Cohn/Flickr[CC BY-ND 2.0])