アジア三大祭りの一つ、エサラ・ペラヘラ祭り。
スリランカ最大の歴史のある祭りで、世界遺産の街である古都キャンディにて、7~8月頃のおよそ1週間にわたって開催される。ペラヘラとはスリランカの言葉・シンハラ語で「行列」。仏歯を納めた舎利容器を背に乗せ、華やかに装飾されたゾウを先頭に、踊り子達が太鼓をたたき歌ったり、炎を扱い激しくパフォーマンスを行ったりしながら、市内を歩いて回る様子からその名がついた。
ペラヘラ祭は、釈迦の歯が納められているキャンディで、仏に敬意を払い、農作物の豊作を願うための祭りである。この伝統ある祭りを一目見ようと、毎年世界各地から仏教徒・観光客が訪れる。
スリランカについてもっと知る→「変わりゆくスリランカ:紛争とその後」
南アジアについてもっと知る→「船の墓場:南アジア」
(写真:Daniel Liabeuf / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0])