赤身肉ブームの火付け役となったアンガス牛。
この品種が生まれ、各地へ広がったのは1800年代。
それまでの牛肉はかたく、煮込み料理が中心だったが、アンガス牛のような肉の柔らかな品種が、牛肉の食べ方を大きく変えた。
ファストフード店やレストランなどの外食チェーンが、ハンバーガーやステーク、グリル料理に使用。
この赤身肉ブームに乗って、スーパーマーケットでもセールが行われるようになった。
程よくサシが入った柔らかい赤身肉の秘密は、牧草だけでなく沢山の飼料を与えること。
一説によれば、1kgの赤身肉に8kgの飼料を使うらしい。
世界の農業と環境の関わりについて、もっと知る→農業と環境:現代農業が抱えるジレンマとは?
(写真:Gestalt Imagery / Shutterstock.com)