カラフルな中央アフリカ共和国の国旗
フランスの三色旗(赤、白、青)とアフリカ色(緑、黄、赤)の組み合わせで構成されており、共通色の赤が中央に、アフリカのシンボルである星が左上に配置されている。
青は「(旧宗主国である)フランスとの友情と希望」、白は「純粋と理想」、黄は「地下資源」、緑は「農業と富」、赤は「情熱」を表している。
近年でも中央アフリカ共和国では、政府が機能しておらず、殺戮やレイプ等が横行し深刻な人道危機に陥っているが、これにフランスが頻繁に軍事介入をしている。
また、中央アフリカ共和国の最大の貿易相手国はフランスであり、仏企業によるウラン鉱山の開発などが大きな収入源となっている。
1960年の独立以後も、依然としてフランスの存在が大きく、植民地時代からの関係が国旗のように“色濃く”残っているようだ。
中央アフリカ共和国のことをもっと知る→「中央アフリカ共和国:再発した紛争の実態は?」
(写真:Jiri Flogel /Shutterstock.com)