南スーダンの首都ジュバで、2014年4月に撮影された写真。
子供たちが、配給の水を汲んでいる。
その足に履かれているのは、靴ではなくサンダル。
中には、裸足の子供も。
2011年に独立を宣言した、南スーダン。
複雑な背景を持つ情勢不安が続き、国連世界食糧計画(WFP)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、この地で人道危機が起きていると警告した直後に、この写真は撮影されている。
この写真が撮られて3か月後、この年の7月~8月にかけて、南スーダンは洪水とマラリアの蔓延に見舞われることになる―
私たちは、そして私達の周りの子供たちは、当時なにをして過ごしていたか、思い出せますか?
世界には、知られていない、報道されていない事実が、実はたくさんあるのです。
2017年12月21日、暫定政府の代表と反対勢力が、隣国エチオピアで武力対立の終結と市民保護の協定を結びました。
平和は、市民の生活は、どうなっていくのでしょうか。
今後の動きに、注目です。
南スーダンについてもっと知る→南スーダン:報道されないアフリカでなぜ報道されるのか
(写真:punghi/Shutterstock.com)