バングラデシュの首都ダッカ。
2017年、1600万人もの人々が暮らすこの巨大都市を、洪水が襲った。濁流にのまれて川となってしまった道路では、船を使用する人もいたという。
歴史的に繰り返し洪水被害にあってきたバングラデシュでは、洪水について様々な対策を施している。
学校やモスクは、避難施設として用いることを想定して建てられている。
また、政府は軍隊の配備や、予報システムの発達などによって、被害を縮小することに成功したのだ。
自然の脅威と隣り合わせになりながら、工夫しながら生き抜いているのだ。
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(写真:Sk Hasan Al/Shutterstock.com)