かの有名な、エジプトはギザに存在する大スフィンクス。
そのスフィンクスにそっくりな岩が、パキスタンにあることをご存知だろうか?
写真の岩が存在するのは、パキスタン南西に位置する最大の州、バルチスタン。
ギザの大スフィンクスは人の手によってつくられた一方で、バルチスタンのスフィンクスは雨や風に浸食され、自然の手で作られたといわれている。
バルチスタン沿岸にある2つの町、カラチとグワダルをつなぐ高速道路が敷設されたことがきっかけとなり、スフィンクスは人々の注目を集め始めた。スフィンクスは、この高速道路の近くに位置していた。
人の手が加わることなく生み出されたバルチスタンのスフィンクス。自然の神秘的な力を感じずにはいられない。
バルチスタンについてもっと知る→「パキスタンの隠れた紛争:バルチスタン」
(写真:Salman/Wikimedia [CC BY-SA 4.0])