「ヨーロッパ」と聞いて、どのようなキーワードを思い浮かべるだろうか。
経済力のある先進国。工業化した都市。
ひょっとすると、こうした人工的なイメージが強いかもしれない。
しかし、そうした要素はヨーロッパのほんの一面を表しているに過ぎないのもまた事実である。
写真は、北ヨーロッパに位置する国の1つ、ノルウェー北西部の観光名所、ロフォーテン諸島。
そびえ立つ山は、ふもとの釣り小屋とのコントラストも手伝って、自然の広大さを感じさせるものがある。
そのうえ、これらの岩山は氷河の侵食によって削り出されたものであり、実はその大部分は水面下にあるのだ。
大自然のスケールの大きさが伝わってくる。
「ヨーロッパ」と一括りにされているものの中に、さまざまな国があり、そしてその一つひとつの国にもまた、いろいろな側面がある。
そのことを頭に入れておくことで、見えてくるものがあるだろう。
もちろん、この写真が表しているのも、ヨーロッパの中にあるノルウェーという一国の、ごく一面に過ぎない。
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(写真:Vadim Petrakov / Shutterstock.com)