稲作にはげむ女性たち。
ここはインドの先端東部に位置するタミル・ナードゥ州のカーンチープラムという街。
米の生産量がインド国内で2位を誇るこの州は、州の名前にもあるようにタミル語話者の多い地域として独自の文化を築いてきた。
州都チェンナイの郊外地域を中心に産業誘致活動を積極的に行っており、州政府は海外の企業の参入を受け入れたり交渉したりする窓口を担っている。
その結果、フォードやヒュンダイなどの自動車産業やノキアなどのIT産業が多く進出する工業の盛んな地域になった。
今ではインドの車両生産の50%以上を担うほどの規模にまで発展した。
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