色とりどりのおかずが並ぶこの料理はエチオピアの伝統料理。
特徴的なのはおかずの下に敷かれている「インジェラ」と呼ばれる丸いクレープのようなのもの。
穀物の粉を発酵、蒸し焼きにして作ったもので、エチオピアの人々はこれを主食として食べている。
発酵した酸味があり、水分が多い。
食事の際は、このインジェラをちぎって上に乗るおかずをつかんで食べるのだという。
煮込み料理の汁もインジェラで吸い取って食べるのだそう。
そうすることで無駄なく食べきることができるという、生活の知恵の活きた料理なのである。
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(写真:bonchan/Shutterstock.com)