キルギスの首都ビシュケクの中心にあるアラ・トゥー(Ala-Too)広場。
ソ連が1991年に崩壊し、キルギスが独立するまではレーニン広場と呼ばれていた。
当時はレーニンの巨大像が広場に立っていた。
現在、レーニンの代わりに立っているのは、1,000年以上前にキルギスを統一し英雄とされている馬に乗ったマナス。
2005年にこの広場から始まったデモは「チューリップ革命」と呼ばれ、当時政権の座にあった大統領を倒すに至った。
キルギスでは、宗教や文化などに基づいたさまざまなアイデンティティが入り混じっているが、現在、政府が愛国心を強化しようとしている。この広場もその象徴である。
キルギスのアイデンティティについてもっと知る→「女性は何を着るべき?:キルギスのアイデンティティとは?」
(写真:Jasmine Halki / Flickr [CC BY 2.0])