人種差別報道:世界の現状とイメージのギャップの裏には

Yutaro Y.

担当:サハラ以南のアフリカ・・・「紛争」「貧困」などの知られざる多くの問題を、客観的かつ多角的に捉え、分かりやすく説明します。

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5 レスポンス

  1. ccc より:

    確かに差別=黒人というようなイメージをもっています。日本ではスクールカーストなどと簡単にカーストというワードを使用しますが、現実にそのような卒業することのできない社会構造が存在すること、もっと認識を深めないといけませんね。

  2. パン より:

    日本人もよく何気ない会話の中で、外国人を差別をしているなーと感じることがあります。肌の色や宗教の違いで区別した発言のみを差別だと思っているからこそ生まれる発言かもしれません。差別への認識が薄い現状を生み出すのも、変えうるのも報道ですね

  3. Alex より:

    記事をよんでハッとさせられました。人種差別ときけば黒人、移民問題ときけば欧州、宗教対立ときけばイスラム教をすぐに思い出してしまうのですが、それらが非常に偏った認識であり、実情とは異っていたことを痛感しています。
    今回の差別の問題に留まらず、様々な問題について同じことが言え、報道が持つ力の危うさを感じました。一方で現状を変え、事態を好転させられるのも報道。報道が変わるには国民の意識を少しずつ変える必要があるため、このサイトのような活動がさらに増えていけば良いのになと思います。

  4. Mackoy1628 より:

    ウイグル族やチベット族を蹂躙して、移植用臓器の摘出や同族婚の禁止等による民族抹消というとてつもない残虐行為を行っている中華人民共和国のことは一言も触れない記事を見て、恣意的な印象操作を強く感じました。
    偏向報道を問題にするなら、このことに言及しないことは許されないと考えます。

    • GNV より:

      ウイグルやチベットの人々への弾圧・迫害が極めて深刻な問題だという意味ではまったく同感です。
      ただし、本記事では①報道される人種差別問題、②報道されない人種差別問題を取り上げています。
      ①に関しては、20年分の報道データを客観的に分析するために、「人種差別」というキーワードが新聞に掲載された場合、ピックアップした上で分析をしました。ありのままのデータを集計しています。日本の新聞がウイグルやチベット問題を報道する場合、「人種差別」としてではなく、「弾圧」や「迫害」として取り上げていることが多いため、「人種差別」をテーマにした記事ではデータに反映されません。つまり、「報道される人種差別」に関して、この記事はメディアの傾向をそのまま反映しています。
      ②に関しては、報道されない事例をピックアップしています。当然、報道が極めて少ない問題だというのが条件となります。大きな人種差別問題を抱えながら、ほとんど報道されていない3つの地域をピックアップしています。20年間の報道量は、南アジア:実質0記事、中東・北アフリカ:実質0記事、中南米:実質1記事。ちなみに、同期間でウイグルの人々への迫害やその関連の事件を含めたとしたら、200以上の記事になります。深刻ではあるが、報道されていない問題ではありません。

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