イラン北西部に位置するキャンドヴァン村。
浸食を受けてできた奇岩が連なり、それらを掘りぬいて生活している人々がいる。
その風貌がトルコのカッパドキアに似ていることから、「小カッパドキア」と呼ばれることもある。
13世紀に当時の強国、モンゴル軍の襲撃から逃れた人々が岩山に住み始めたのがキャンドヴァン村の始まりだと言われている。
自分たちの生活と独立を守りぬいた人々の700年以上の歴史が現在まで続いているのだ。
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(写真:Tappasan Phurisamrit/Shutterstock.com)