ガーナ北部に位置する小さな村ララバンガ村。
ここには、西アフリカ最古のモスクの1つ、ララバンガモスクがある。
1421年に建造されたこのモスクは、西アフリカの先住民建築様式がとられており、その地域の材料と建築技術が用いられている。
建物の壁面から棒状の木材が突き出ているのがその様式の大きな特徴でもある。
また、中東地域等のモスクとも雰囲気が異なることがわかるだろう。
厳しい天候や1970年に行われた修復作業が原因で、建物の状態が悪化したこともあったが、今なお西アフリカのメッカとして人々に崇められている。
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(写真:benketaro/Flickr/[CC BY 2.0])