色とりどりの絨毯と、精巧な幾何学模様の入った陶器。
ここはチュニジア、シディ・ブ・サイド。首都チュニスから北東に20kmほどに位置する。
白い壁と青い扉のコントラストが美しいが、これはスペインやギリシャといった地中海に面する他の地域にも見られるように、強い日差しへの対策として生まれた独自の建築方法で、100年ほど前から景観保護令によって守られてきた。
シディ・ブ・サイドはその街並みの美しさから別荘地や観光地として人気で、観光客向けにはこうして野外で絨毯や陶器といった土産物が販売されているのだ。
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(写真:eFesenko / Shutterstock)