近年、幼児教育が世界で注目を集めている。この背景にあるのは、幼児教育は意欲、忍耐力、協調性を含む社会情緒的能力を改善することがわかったからだ。
『幼児教育の経済学』(ジェームズ・J・ヘックマン/著)によると、幼児教育によるこれらの効果は小中高による教育の効果よりも大きいといわれており、この効果は長期にわたって持続し子どもたちの将来に大きな影響を与えるのだ。
では、現在世界の子どもたちのうちどれくらいの割合の子どもたちが適切な教育を受けられているのだろうか。
世界の子どもたちについてもっと知る→「世界の子どもの実態と報道の差とは?」
(写真:flickr:Alec Couros/CC BY-NC-SA 2.0)