ポーランドでは、2月頃「ポンチキの日」と呼ばれる祝日があり、人々はポンチキという菓子パンを大量に食べる。ポンチキの生地は柔らかく、中にはジャムやクリームが入っているため、ドーナツよりもリッチな味がするといわれている。
実は、「ポンチキの日」はキリスト教の祝祭日から生まれた行事であり、四旬節の直前に当たる「脂の木曜日」を指すことが多い。しかし近年はキリスト教信者に限らず、ポーランドにいる多くの人々がこの日にポンチキを食べるようになった。
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(写真:Melissa Wang / Flickr [CC BY-SA 2.0])