これはジンバブエの伝統的な食事である。写真左の白色の食べ物がサザと呼ばれる料理でジンバブエの主食だ。メイズというトウモロコシ科の植物が原料として使われており、それを粉にしてお湯と練って作る。多くの場合、おかずの味付けが濃いため、サザ自体の味は薄い。
原料のメイズは、安価で日持ちすることに加え、米や麦と比べてアフリカの厳しい気候の中での生育に適しているため、ジンバブエ以外の地域でも食材として使用されている。
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(写真:BBC World Service / Flickr[CC BY-NC 2.0]