黄昏時、広い空と穏やかな海、そしてそこに映る街の明かりがなんとも幻想的だ。ここは西ヨーロッパに位置する小さな国、モナコ公国である。
地中海性気候に属するこの国は1年を通して過ごしやすく、街中のいたるところに監視カメラが設置されており治安も非常に良い。また居住者には所得税や相続税が課されず、タックスヘイブンとしての側面を持つ。
移住条件の1つとして自身が大富豪であることの証明が挙げられるが、資産次第で住み良い環境、租税回避、種々の娯楽が楽しめるモナコ公国は、大富豪にとって憧れの地なのである。
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タックスヘイブンについてもっと知る→「タックスヘイブン問題に関する報道」「タックスヘイブンとカリブ海付近の諸島」
(写真:Pierre Blanché / Flickr[CC0 1.0])