ここは北欧バルト三国の最北端、エストニア。首都タリンで開催されるクリスマスマーケットは、2019年にヨーロッパで最高のクリスマスマーケットとして選出されたほどの人気ぶりである。広場では手工芸品や木工品、また北欧の伝統的な飲み物であるホットワインなどが売られている。
エストニアは、高緯度に位置するものの寒さはそれほど厳しくはない。それでも長い冬は積雪に覆われるため、店頭に並ぶニット製品が活躍しそうだ。夏至の前後は23時頃まで明るい一方、冬は16時頃には暗くなる。早くに日が落ちたこの街で、クリスマスマーケットをゆっくりと楽しんでみたいものである。
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(写真:Ari Helminen / Flickr [CC BY 2.0])