アフリカにおけるライオンの数がこの20年で約半分に激減してしまったようだ。今では2万頭ほどしかおらず、生息地もかつての8%程にまで狭まっているという。
その原因として、急激な気候変動における深刻な干ばつや、人間による生息地の開拓などが挙げられる。加えて、資金難から本来ライオン達を保護する役目を追っている国立公園が、その役割を十分に果たせていないこともある。
アフリカは現在も急激な経済成長を続けている。しかし、その裏で環境に対する影響の意識、特にライオンをはじめとする野生動物達への十分な配慮が欠如しているのではないだろうか。
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(写真:Blake Matheson / Flickr [CC BY-SA 2.0])