イスラム教徒らが午後の礼拝を行っている。これはインドで撮影された写真だ。様々な宗教の信者がいるインドだが、インド人口の約10%は、このイスラム教徒であるそうだ。
実はそのイスラム教徒だが、昨今のインド政府の政策によって市民権問題の危機に瀕している。インド政府が2018年に発表した「国民登録簿」(National Register of Citizens)では、インド北東部に住むバングラデシュからのイスラム系移民を中心とした400万人もの国民が、この登録簿から削除されていたようだ。
インドの市民権問題についてもっと知る→「抹消された400万人:インドの市民権問題」
(写真: Karl Grenet / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])