世界で32億人(人口の5分の2)が土地の劣化による被害を受けている。その背景には気候変動、農業活動、過剰消費などが挙げられる。
気候変動や農業活動に関しては、人間はさまざまな技術の開発を進め、歯止めをかけようとしている。しかし、技術のできることは限られている。問題がこれほどの規模になった影には、つねに過剰な消費を求める経済形態の存在が大きい。
地球の生存がかかっている中、現代社会のあり方を根本的なレベルで真剣に考えなおす必要があるのではないだろうか。
環境問題と電気自動車問題についてもっと知る→「電気自動車は環境に優しいのか?」
環境問題と農業についてもっと知る→「農業と環境:現代農業が抱えるジレンマとは?」
気候変動を取り上げる報道についてもっと知る→「気候変動の実態と対策:報道されているのは?」
(写真:Songsak P / Shutterstock.com)