赤や青、さまざまな色の紙を掲げて並ぶのは、国際連合・ジュネーブ事務局の職員たち。
17色の円は2015年、国連サミットで設定された「持続可能な開発目標(SDGs)」のロゴマークで、それぞれの色が17ある目標に対応している。
そのうち第1に「貧困をなくそう」、第10に「人や国の不平等をなくそう」が掲げられているように、現在、経済格差は大きな問題だ。
世界中の富のうち45%がトップ1%に独占されているなどの衝撃的なデータもある。
SDGsは現在のところ目標を設定したのみで、具体的な方策を示してはいないが、世界規模の問題の解決に世界規模の取り組みが必要であることは間違いないだろう。
経済格差についてもっと知る→「Global Inequality: Current Status and Background"
(写真:United Nations Photo/Flickr[CC BY-NC-ND 2.0] )