スマートフォンを嬉しそうに触る男の子。
現在、発展途上国の人口のうち3人に1人がスマートフォンを所持しているようだ。
ピュー研究所の2002年来の調査によると、サハラ以南のアフリカにおける携帯電話(ガラケー・スマートフォン)の普及率は急速にのぼっているという。
南アフリカ共和国を含む7カ国での調査によると、2002年には約1割〜3割だった普及率が、2014年には低い国で6割、高い国では9割ほどに上昇したそうだ。
携帯電話の用途としては、多い順にメッセージの送信、写真や動画の撮影、政治関連のニュースを読むこと、SNSの利用などがあった。
スマートフォンが普及することにより、識字率や就職率の向上、さらには進んだ医療や教育、ヘルスケアへのアクセスを容易にするなどの機会が増えることが期待される。
スマートフォンが私たちの社会に影響を及ぼす余地はまだ大幅にありそうだ。
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