この様々な柄の布は、タンザニアで売られているカンガという布である。カンガは綿を材料にして作られており、主に巻き布として使用される。非常に使い勝手が良く、外出する際に身に纏ったり、赤ちゃんを背負う際に使用されたりする。
カンガの特徴は、その使い勝手の良さだけではない。カンガの中央には、昔からのことわざや人生における教訓など、様々な言葉がプリントされている。カンガを腰に巻くとちょうど後ろからその文字が見えるため、他の人はその言葉を読むことが出来るのである。
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(in Japanese history)Photo:Maryam Mgonja / Wikimedia[CC BY-SA 4.0])