南アフリカは世界有数の鉱山資源国。
北ケープ州のキンバリーは、19世紀後半のダイヤモンドラッシュ発祥の地だ。
何千もの人々がこの地に押し寄せ、Big Holeと呼ばれるダイヤモンド鉱坑をつくった。
表面積 17ヘクタール
円周 1.6キロメートル
深さ 215メートル
名前の通り巨大な「穴」は、機械ではなく、なんと人間の手によって掘り出された。
現在では穴の半分を地下水や雨水が満たしており、観光地としての人気が高まっている。
展望台から見下ろすと穴に落ちてしまいそうなスリルがある。
「キンバリーの人々にとっての永遠の遺産」
として、想いの詰まった歴史的場所。
鮮やかなエメラルドグリーンに目を奪われるに違いない。
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(写真:Daleen Loest/Shutterstock.com)