アフリカ中部の国、カメルーン。
カメルーンは歴史上、長期にわたり政治的安定を保っていると称されてきた国である。
しかしそんなカメルーンの「安定」が今、大きく揺らいでいる。
小さなデモから始まった政府への抗議運動が、今や多数の死者を出す国内武力紛争へと発展してしまったのだ。
そしてさらに国内にとどまらず国外でも政府への抗議運動は行われている。
写真はニューヨークで行われた抗議運動の様子である。
植民地時代からの領土の分裂、政府、大統領による権威主義的政治、国外からの脅威など、そこには様々な問題が絡んでいる。
カメルーンの国内武力紛争についてもっと知る→「揺らぐ「安定」の国:カメルーン」
(写真:Erin Alexis Randolph/Shutterstock.com)