水に浮かぶ真っ赤な実。
正体は「バルバドスチェリー」。
南テキサスから南アメリカ北部、西インド諸島に分布するキントラノオ科の低木で、アセロラの仲間で、酸味のあるサクランボ大の赤い果実をつける。
花言葉は「愛の芽生え」。
コロンやサプリメントに使用されることも。
名前の由来となっているバルバドスだが、実はチェリー生産量のナンバー1はブラジルで、バルバドスの経済は主に観光によって支えられている。
美しい街と海に訪れる観光客の数は、近年、島の人口を越えるという。
しかし、2008年のリーマンショックの影響で観光は大きな打撃を受け、財政赤字と対外債務という大きな課題を抱えている。
経済状況の打開がバルバドスの焦点のひとつとなっている。
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(写真: Wichien Tepsuttinun)