タークの移民局の黒いトラックがミャンマーからの不法移民を母国に押し戻すために移送している。
タークはタイの北部で、県の東方で山を挟んでミャンマーに接している。
タイ労働局によると2016年のタイへの出稼ぎ労働者は1,177,550人、そのうちミャンマー人は724,684人で全体の61%を占めている。
2016年よりASEAN経済共同体(AEC)が発足したことを受け、タイ国内の外国人に対する監視が強化され、不法長期滞在者をブラックリスト化する予定だという。
国境の数か所では入国目的を尋ねるなど海外から訪れる観光客に対する確認作業を増やしている。
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