一院制議会の51議席を巡って、今日まで経済政策や民族融和策などについて与野党のキャンペーン合戦が繰り広げられてきた。
現在、バイニマラマ首相(写真左)率いるフィジーファースト党が32議席、ランブカ氏(右)率いる社会民主自民党が15議席、そして国民連合党が3議席を保有している。
今回の選挙では、フィジーファースト党が議会で過半数を維持できるかが注目で、これまでのバイニマラマ氏の政権運営に対する有権者の評価が示される。
実はフィジー、4年前の選挙で民政に復帰したばかりで、今回の選挙は2回目。
2大政党を引っ張る写真の2人には、ある共通点がある。
それは両方共、一昔前の混乱の時代にクーデターを起こした張本人たちだということだ。
今日に至るまでフィジーにいったい何が・・・?→「もう歴史は繰り返さない:フィジー、民主政治定着への道のり」
(写真左:Foreign and Commonwealth Office / Flickr [CC BY 2.0]、右:New Zealand High Commission, Suva, Fiji / Wikipedia [CC BY 4.0])