幾何学的な模様の装飾が施されたこれらの建物は、西アフリカに位置するブルキナファソ南部のティエベレ村にある。
これはカッセーナ(Kassena)の人々が家屋に施してきた装飾である。ブルキナファソ南部からガーナ北部の地域ではこの写真のような家屋が多く見られてきた。しかし、現在ではこれらの装飾を見ることは少なくなっているようだ。
これらの家屋は土でつくられた壁に植物の繊維や鉱物を使って塗装されているため、家屋の定期的な手入れへの経済的負担を必要とする。さらに大雨によって崩壊したり、トタン屋根や別の建材が使用されるようになったことなどがその背景にある。
ブルキナファソがランキング第1位に登場する「2020年潜んだ世界の10大ニュース」について知る↓
[詳しく知る場合はこちら(記事)][動画で簡単に知る場合はこちら][Podcastで聞く場合はこちら]
(写真:Alexander Leisser / Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0])