真っ白できれいな雪の上で、今にも寝そうにうとうとするホッキョクギツネ。
しかし、この雪は本当にきれいなのだろうか。
海洋生物が、プラスチックによる海洋汚染で命を落とすというニュースが相次いでいる。
人間の手がほとんど加わっていない北極圏にさえも、プラスチック、とりわけ目に見えない大きさのマイクロプラスチックが発見されたようだ。
なんと1Lの雪から1万個以上ものプラスチック片が見つかったという。
風によって空中を漂っていたマイクロプラスチックが、降雪などにより洗い落とされることで、北極圏にもマイクロプラスチックが見られるようになったのではないかと考えられている。
このホッキョクギツネを守るために、わたしたちに何ができるだろうか。
プラスチック問題についてもっと知る→「プラスチック問題:報道から見えるのは?」
(写真:Kevan Dee/Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])