この青い湖と、白い砂丘によって作られたまるで別の惑星かのような景色は、ブラジル北東部、マラニャン州に位置するレンソイス国立公園で見られる景色である。レンソイスとは「シーツ」の意味で、まさに白いシーツを広げたようなこの景色に相応しい名前だ。
砂丘は年間を通して見られるが、この湖は毎年、雨季である1月から6月の間に降った雨が無数の池を形成することによって出現し、太陽に照らされ青く輝く。湖の大きさは約15万ヘクタールにもおよぶ。
乾季である年末には干上がるはずだが、この湖には魚や植物が生息しており、その理由はわかっていない。不思議な湖である。
ブラジルの環境についてもっと知る→「ブラジルナッツの持続可能性」
ブラジルについてもっと知る→「W杯熱狂の背景に:報道されなかったブラジルの社会問題」
(写真:Cristiano Quintino/ Wikipedia [CC BY-SA 3.0])