色鮮やかに輝く夜景。これはアゼルバイジャンの首都、バクーの景色である。カスピ海沖の油田開発によって急速な発展を遂げ、近代的な建物が建ち並ぶ様子は「第二のドバイ」と称されている。
急速な発展の一方で、2010年代中盤には石油価格が暴落したことによる深刻な不況が発生し、都市計画の一部は挫折に追い込まれている。近年の天然ガス需要増加により、さらなる発展も期待されるアゼルバイジャンの今後に注目したい。
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(写真:Trevor Claringbold / Flickr [CC BY-SA 2.0])