これはチリ北部、標高3700mに位置するロハ湖である。「ロハ」とはスペイン語で「赤」という意味であり、その名の通り湖は赤で染まっている。
地元の人々はこの湖が超自然的力を持つと信じており、赤さの原因は、湖の所有者である悪魔の忠告を無視して湖に近づき、亡くなってしまった人々の血だと考えている。このような伝説により、人々は簡単にはロハ湖に近づくことができない。そのため、あまり湖について研究されていないが、湖の堆積物や藻類が湖を赤くしているのではないかと言われている。
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(写真:meschmarco / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0])