ここはラオスのシエンクワーン州にある鋳造所の様子である。ラオスには約8,000万発のクラスター爆弾の子爆弾が不発状態で残っており、周辺住民への被害が続いている。この鋳造所では回収された不発弾の処理、破壊を行っている。
不発弾の処理も危険な作業であり、この鋳造所でも1名の作業員が事故により亡くなっている。また、写真のように置かれている不発弾のいずれかが爆発すると、連鎖的に爆発が起こり、この鋳造所や周辺の家屋に甚大な被害が及ぶという。
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(写真:MAG (Mines Advisory Group) / Flickr [CC BY 2.0])