灰色の空に、真っ赤な炎がよく映える。なぜ、空はこんなにも淀んだ色をしているのだろうか。
炎から立ち上る煙には石油採掘場の排出物である有害な物質が大量に含まれており、空を覆ってしまう。
大気汚染は酸性雨による植物環境への悪影響の引き金となり、温暖化や気候変動の一因となる。排出した汚染物質の処分だけでなく、「汚染物質を排出しない」ことについて深く考えるべきではないだろうか?
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(写真:curraheeshutter / Shutterstock.com)