バングラデシュの都市マイメンシンに飾られたカラフルな女性の像。これは、ドゥルガプージャというヒンディー教文化における祭の際に作られる。
ドゥルガプージャはヒンドゥー教の女神ドゥルガを崇拝するイベントで、10日間に渡って行われ、最後の5日間にはそれぞれ固定の儀式や慣習がある。最終日、粘土などによって作られた写真のようなドゥルガの偶像を川などに沈め、ドゥルガは神話上の故郷に帰るとされている。
バングラデシュではほとんどがイスラム教徒で、ヒンドゥー教徒は人口の10%以下と少数派ではあるが、2020年には30,000以上の寺院や仮説祭壇でドゥルガプージャが開催された。
バングラデシュについてもっと知る→「バングラデシュの洪水:世界の縮図」
宗教と報道についてもっと知る→「宗教と国際報道:イスラム教はどのように報道されているか?」「日本の国際報道における「宗教」(2015年)」
(写真:Dip paul , Sanatan dharma & mymensingh's pujo / Wikimedia commons[CC BY-SA 4.0])