新種のサルの未来は…:ミャンマー

執筆者 | 2020年12月8日 | ICHIMAI World

独特な目と灰色がかった毛皮が特徴的なこの動物は、ミャンマー中部で発見された新種のサルである。

このサルの名前は棲息しているポパ山麓にちなんで「ポパラングール(Popa langur)」と名づけられた。この山は野生生物の保護区と神聖な巡礼地が存在している死火山である。

しかし、残念なことにポパラングールの個体数はおよそ200から250の間と推測されており、絶滅の危機に瀕している。そのため専門家は、このサルを守るべく、「近絶滅種」に指定するよう勧告する予定だ。

 

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(写真:Aung Ko Lin, Fauna & Flora International / Wikimedia Commons[CC BY-SA 4.0])

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