ピンクのサングラスとピンクの服を身に纏い、意気揚々と砂浜を歩く少女。少女が歩いているのは、ソマリアの首都モガディシュにあるリド・ビーチだ。
この日は、イード・アル・フィトルと呼ばれるイスラム教の祝日である。ソマリアでは多くの人々がイスラム教を信仰している。この祝日では、イスラム教において断食を行う月とされているラマダーンの終了を祝う祭りが行われ、新調した服を着て、食事をし、祈りを捧げる。
晴天の下、父親の隣で新しい服を着て歩く少女の姿はどこか自慢げに見える。
ソマリアについてもっと知る→「ソマリア:安定を目指して」
(写真:United Nations Photo / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])